「学問って何?」という疑問にズバリ回答!-高校と大学の決定的な学びの違い

「学問をするってどういうこと?」

「なんで学問をする必要があるの?」

単純なようで実に奥深そうなこんな疑問!持ったことがある方もいらっしゃるでしょう。

高校と大学における学びの違いから「そもそも学問ってなんなのか」ということに切り込んでみましょう!

記事のポイント!

これだけは抑えておいて!という今回の記事のポイントがこちらです!

  • 大学では「主体的」に学ぶことが特に求められる
  • 高校までの科目はうまく区分されているが、学問では「便宜上」だと認識しておいた方がいい
  • 学問における3つの特徴-問題意識・真理の探求・創造性

ということでレッツ・シェアスタ!

高校での学び-科目

高校に限らず、小学校から中学校といった学校での授業はすべてまとめて「科目」と呼ばれています。

「国語」「数学」「英語」「理科」「社会」に始まり、高校では理科や社会がさらに細分化されていきます。

小学校中学校高校までの「科目」

小学校・中学校・高等学校における「科目」区分

そして、こういった科目を学校の授業で習う延長線上にはたいてい「受験」が控えていますね…!

大学での学び-学問

ところがぎっちょん、数々の苦難を乗り越えた先に待つ大学には「科目」はありません。

あるのはそう、「学問」です。

哲学に始まり、言語学や人類学といった人文科学、または社会科学と呼ばれるカテゴリー、そして数学や物理学、化学、生物学といった高校にもある科目名も自然科学の分野としてあります。

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大学・大学院で学ぶ大雑把な学問の区分

といっても科目と異なるのは、学問におけるカテゴリー分けは便宜上そうされているという場合が多いです。

突き詰めて研究していくとあらゆる分野に隣接するものがほとんどですし、名前にこだわりすぎると物事を捉える視野が狭くなってしまうので「便宜上」分けられているという認識でいた方がいいでしょう。

高校までの勉強

高校までの勉強はすでに分けられた「科目」区分に従って勉強を進めます。

すべてというわけではないですが、基本的には与えられた問題があり、設定された答えを解くために勉強をしますよね?

ですが、大学で行う学問とは高校までの勉強とは異なる特徴があるんです。

いったい何が違うのでしょうか?

学問が共通して持つ特徴-問題意識・真理の探求・創造性

最初に結論を書いてしまうと、学問を特徴づけるのは以下の3つの特徴です1)編著:小林康夫/船曳建夫(1994)『知の技法』東京大学出版会

  1. 問題意識
  2. 真理の探求
  3. 創造性

どれも繋がっているのですがそれぞれ解説していきましょう。

学問の特徴①問題設定

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高校までの教育では基本的には教科書に沿った知識が先生によって与えられ、それに関する問題を解きテストで良い点数を取ることが重視されています。

ですから、テストで良い点さえ取れれば良い成績がつき、結果的に希望に沿った良い進学先に行く可能性が高くなりますよね。

ですが、大学で求められる能力はテストで良い点数を取る能力とは異なります。

なぜなら、テストといった答えありきの問題を「解く」のではなく、大学では「自ら」が問題を設定する必要がまず先にあるからです

「学問をする」上ではここが最初の出発点にならなければなりません。

学問の特徴②真理の探求

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それぞれの人が持つ問題意識の次に大事になってくるのは真理を探求することにあります。

といっても、ここでいう「真理」とは、絶対的に正しいとされるような真理ではありません。なぜなら、研究する人がいて、それぞれの「問題意識」が異なると同時に、その問題意識を解決するための「方法」や「価値観」といった前提が異なるからです。

ですが、自分の「問題意識」に沿って「真理」といえるだけ研ぎ澄ました「探求」を成し遂げたといえるくらいにならないと「学問」的なものだと言えるようにはならないのは要注意ポイントです。

つまり、「どれも正しい」とか「大学での学びに答えはない」というわけではないということですね!

学問の特徴③創造性

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そして、「学問をする」上で言うまでもないくらい重要なのが「創造性」があるかないかです。

ハッキリ言って創造性のないものにはほとんど学問的な価値はありません…!

これまで知られていることでも新たな側面を見出したり、新しい技術を生み出したりする必要があります。

すでに知られたことは新しいことを発見するための最低条件なだけなのです。

そして、その「新しいこと」とは一人ひとりの問題意識をどこに設定するかに大きく関わっており、どれだけ「真理」となり得るか?とことん追求できたか?に学問足り得るのかがかかってきます。

まとめ-大学の学びは主体的にとことん拘ることに価値がある!

高校までの学びは大まかに「科目」として教えられてきたものですが、大学における「学問」は「問題設定」、「真理の探求」、「創造性」ということから、学問をするその人自身が「主体的」にとことん拘ることが重要になってきます。

とはいえ大学でも当然、授業はあります。

が、それはあくまで学問をする最低限の前提を知るためであって、いくらテストで良い点数を取れたからといって必ずしもそれが優秀な論文を書けることには直結しません。

テストはできても、論文は…ということもありえます。

いざ論文を書く卒業間近ではなく、事前にこうしたことを理解した上で大学での学びを深められると楽しむことができそうですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

としちる

Share Study代表。日本サッカー協会に所属するコーチを目指して筑波大学体育専門学群を目指すも、受験前に父親が逃亡して宅浪生活2年間を送った後、国際総合学類に入学。タイにて日本語指導と留学も経験。専攻は社会言語学、専門は言説分析。運営サイトは4つ、記事執筆数は250以上、イベント運営に携わった数は50以上(17年8月現在)。「教養」をテーマに活動しています。