TAG 教育

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「主体性」ってなんだろう? 文化人類学と地域志向教育と中動態

ADVENT CALENDAR 2019、21日目の投稿。文化人類学を専門とし、「まちづくり」のフォールドワークを研究として行なってきた筆者が地域志向教育を実践する際に抱いた「主体性を発現する」ということに対する違和感。『中動態の哲学 意志と責任の考古学』を引き合いに、能動でも受動でもないあり方である「中動態」からその違和感をことばにする。

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「さとのば大学」という試み

ADVENT CALENDAR 2019、7日目の投稿。岡山県西粟倉村でプログラムを立ち上げる地域コーディネーターとして活動し、その他計四自治体で取り組む「さとのば大学」についての振り返りが綴られる。「共通した答えを求めるのではなく、各々が問いを考え、学び合えるコミュニティが育つ」ような「学習するコミュニティ」を掲げた取り組みの今後の展望とは?

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「科学の伝え方」を考える サイエンスコミュニケーションの類型的考察

ADVENT CALENDAR 2019、4日目の投稿。さまざまな活動実践から多義的に用いられる「サイエンスコミュニケーション」を、「ことば」そのもの、「アプローチ」などの特徴から類型的に考察し、サイエンスパフォーマンス志向、サイエンスエジュケーション志向のアプローチも「(科学的)研究」のプロセスに帰るという観点から、サイエンスコミュニケーションを行う人々の交流を促す場「SCを考える会」という実践例を紹介する。

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まずは価値のない失敗を恐れようー 外国語学部生による失敗だらけの留学

自分自身を強制的に留学させた筆者は、案の定数多くの失敗を経験します。ホームシックになり、鬱になり、編入試験の落第を経験しましたが、そこから多くの学びを得ました。最大の学びは「失敗を避けて何もしないことこそが本当の失敗である」ということでした。