書籍に限らず、広大なネット上には種々雑多な学術的知見に関する情報が散りばめられています。
しかし、ネット上にいくら情報が転がっていたとしても、それを探し出すためにも「キーワード」を抑えておかねばなりませんし、さらに取捨選択し、得た情報を整理する上でも一定の技術が必要です。
書籍・Webメディア・ブログ・サイトや若手向けのセミナー情報をはじめとした情報を整理してお届けするのが「アカデミックメディア」です!
「アカデミックメディア」の狙い──学術的知見のプラットフォーム
どんなにShare Studyが情報を一定程度整理したとしても、すでにネット上をはじめとして散りばめられている情報をすべて網羅することは不可能ですし、するべきではないと考えています。
つまり、Share StudyがShare Studyとして理念を持って活動する以上は、どんなに努力をしたとしても、一定のバイアスがかかった情報を届けてしまっているというわけです。ですが、逆に考えると、それはWebメディアとして運営を行っていく上ではむしろ重要なことで、理念や目的を持たないのであれば、機械的に情報を収集して発信すればいいということにもなりかねません。
「学問」というものはその性質上、「あらゆる世界の姿」を探究するのが大きな目的でもあるわけで、誰か一人や、少数のグループや考え方で、それらの謎に迫れるわけでもありません。ですから、Share Studyではそのタイトルが意味するように、特に学術的な学びとなりうるものをできればシェアすること、つまり(入門的な)学術的知見のプラットフォームとしての立場に位置しようとしつつも、むしろそれゆえに必然的に異なるまなざしをぶつけ合うことを意図して運営されています。
異なる知見があって当たり前、それがShare Studyの基本的な姿勢です。
「アカデミックメディア」は、書籍を中心にしつつも、収集してきた情報を集積していくカテゴリーとして、読者の皆さんにも異なるまなざしを勝ち得るきっかけとなるように意識して作られている記事群となっております。もっともっと、異なる思想を持ちつつも、討議をしていけるような展開になれれば運営者冥利につきます!