コロナ禍のコワーキングスペース、研究者の集い、大学院進学

去年、こんな文章を書きました! 2020年、世間はコロナ、コロナ、コロナ、、、そんな今年1年の実践を報告します。

えもじゅり

合同会社for here代表社員/つくば駅前コワーキング「up Tsukuba」おかみ/ローカルニュースメディア「つくば経済新聞」編集長。まちに入りながら、地域と関係していく「場」づくりを生業にメディアなどでの記事執筆などを行う。

ADVENT CALENDAR 2020―8日の投稿

12月1日から24日までクリスマスを待つまでに1日に1つカレンダーを空けるという風習に習って、記事を投稿するイベント、それがADVENT CALENDAR!

コロナ禍のコワーキング、サイエンスビアバー振り返り

端的に言うとコワーキングは順調でした! というのも、「不特定多数」ではなく「特定少数」をターゲットにした会員制だったからです。リモートワークは家ではできない!となるとコワーキングへ。そんな風にコワーキング業界は全体的に安定していたと聞いています。そんな中で諦めてしまった目玉イベントが「サイエンスビアバー」。研究者を集めてクラフトビールを飲むイベントです。毎月1回、2019年8月~2020年2月まで全部で7回開催したこのイベントのおかげで、たくさんの研究者と知り合い、研究の話をたくさん聞く機会に恵まれました。なかなかつくばで「研究者と仲がいい一般人」は珍しいようで、サイエンス系のイベントに「サイエンス素人代表」としてゲストに呼ばれたりファシリテーターをしてみたり、人と人との間に入る「コミュニティマネージャー」ですが、場を飛び出し、サイエンスと一般人の間に入ったのです。そんなわけで「つくばらしさ」を纏えたような気がした1年でした。振り返ればコロナ禍でも新しい挑戦をちょっとずつ出来ていたように思います。

進学の理由

そんな中で、7月に一大決心をしました。それは「大学院への進学」です。周りの研究者に感化されたのかと思いきや、(少しくらいは影響はあると思うけど)そうでもなく、ここ3年くらいずっと頭の中にあったのが「院進」でした。「行きたいけど学費がなぁ…」と諦めることが続きました。そんなとき、臨時収入がありました。その金額ではもちろん足りないのですが、それをきっかけに一度「お金の心配を考えずにやりたいことを考えてみよう!」と思考実験してみたところ、「やっぱり大学院に行ってみたいなぁ」という思いに気づきました。というのも、

“これ以上場をやっていて、果たして「まちづくり」って、出来るのか?”

と、立ち止まった瞬間があったのです。わたしは「どこに居てもその場を愛せる人を育てたい」という思いでコワーキングをやっていました。でもどうしてもそれだけでは壁を感じました。まちに必要不可欠な行政のルールがよくわからなかったのです。わたしは共同で法人を立ち上げ、上司がいない。コミュニティマネージャーにはロールモデルがいない。女性としてもどうやってこの道でキャリアを積もう?そう、わたしにはいわばレールがない。さてどうしよう。

“あ、ずっとやりたかった「研究」はどうだろう?”

と思い至りました。3年余りの逡巡は「分野をどうしよう」だったけど、「まちづくりの視座を高めたい」と「研究がしたい」をシンプルにくっつけてみればいいのかも。そして選んだ分野は「都市計画」でした。

さてこれから

思い立ったが吉日! とはこのこと、思いついた瞬間に、お世話になった先生に連絡し、10月に面接を受け、社会人枠ですべりこみ! 来年4月から大学院生になることになりました。速かった…。急いで都市計画の入門書を読む日々ですが、「やっぱりまちって、ぜんぶじゃん」と合点がいきました。劣化していくインフラにメンテナンスが必要なことも、多数決でなにかを“民主的に”決めることも、その両方に税金が投じられる意義を自分自身があまり考えたことがなかったことに気づいたり、目から鱗の日々です。来年から始まる忙しい日々を想像しながら今はこっそり準備中です。

Writer

合同会社for here代表社員/つくば駅前コワーキング「up Tsukuba」おかみ/ローカルニュースメディア「つくば経済新聞」編集長。まちに入りながら、地域と関係していく「場」づくりを生業にメディアなどでの記事執筆などを行う。